夕凪の街 桜の国  

福島フォーラムで、映画を見てきました。Dscf1734_2

“夕凪の街 桜の国”

広島の原爆がテーマの映画です。

でもこのポスター(サウンドトラックの、しかも広告の写真ですが)の絵でわかるように、

原爆そのものの悲惨さを生々しく伝えたものではなく、

被爆者とその家族・取り巻く人たちのその後を、描いたものでした。

“夕凪の街”は、被爆から13年後が舞台。“桜の国”は2007年の現在。

戦争はよくない、原爆は恐ろしい。それはみんなが思っていることで当たり前のこと。

でも、ヒロシマもナガサキも、もう62年も前のことで、過去のこと。

夏の、8月以外、報道されることも意識することも少ない。

今はそうなってしまっています。私自身、そうです。

原爆というテーマを語るには私には何も知識がなく、広島や長崎出身でもない私がこの映画の感想を書くのは、

エセセンチメンタリズムやエセ正義感のような感じがして、ためらわれたのですが

やっぱり観た後も心にひっかかって消えないので、書いています。

戦争や原爆を体験された方々はいずれ、亡くなられてしまう。

経験してないことを、簡単に『わかる、わかる』と言うのは、はばかられるものです。

当事者でもないのに・・・と。

でも、いずれ時が経つと、体験者は誰もいなくなって、“かつて悲惨なことがあった”という認識だけになるのではないかと思うと、

その、対岸の火事、的な感覚が自分でも怖い。自分の国、いや世界全体の問題なのに。

原爆が投下されて戦争は終わったけど、被爆して生き残った方々の後遺症や、いつ発病するのか、いつ死ぬかわからない恐れや、遺伝はしないのかという不安や、

自分だけが生き残った罪悪感や、大切な人を失った心の傷は底なし沼のように、一見平和な現在、なんにも解決されてない。

この映画は原爆がテーマだから、興味ないから観ないなんて言わず、是非観てみてください。

平和な時代に生まれ、少なくとも今まで大きい病気や障害もなく、生きてこられた私でも、生きていれば、理不尽なことに『なぜ?』と思うことがいっぱいあります。

世の中は凶悪犯罪やいじめの報道が引きも切らず、その被害者のほうがなぜか傷を隠さねばならなかったり、自分を責めたり、追い込まれる。

映画の主人公・皆実が、好きな人に苦しみを話し、『生きとってくれてありがとうな』と言われるシーン。

みんな、つらさを言葉にすることで救われたり、でも言葉にするのもつら過ぎる苦しみを抱えて生きているのか、と思うと、胸がつまってしまいました。

麻生久美子の演技は素晴らしかったです。

夕凪の街 桜の国 を観た日の夜

映画を観たその日の夜、NHKで、“夏うた”とか言う番組をやっていたのですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか?

元ちとせが原爆ドームから、7歳で原爆で死んだ女の子の歌を歌う、というので真剣に見ていたら、

歌詞のテロップは、『あたし』なのに、元ちとせはずーっと『私(わたし)』って歌ってた。

作詞家は、あたし、ということで、たった7歳の幼さで・・・という無念と怒りを伝えたいのだろうに、あたし、と言う言葉が何度も何度も出てくるのに、

それが全部、元ちとせは私(わたし)、だったから気になってしょうがない。

何も考えないのだろうか? どうしてもっと言葉を大事にしないんだろう。

元ちとせは好きだっただけにがっかり。

しかも、司会の浴衣姿のNHKのアナウンサーは、原爆投下の時間は夏の暑い朝だったのに『午後8時15分・・・』と言い間違え、

あれっ?っと思ったら、後でおわびと訂正があったが、その謝り方と言ったら・・・

私は怒りを通り越して、あきれ果てた。

そのアナウンサーは 『私、間違えてしまいました。。。ほんとうに、ゴメンナサイ』

と言ったのだ。 笑顔で。 ゴメンナサイ(エヘ☆)、みたいなニュアンスで。

ふざけんなよ!!

言い間違いは誰にでもあることだから仕方ないとしても、何十万人という命が失われた時間を間違って、それに対して、なぜそんな態度が取れるんだろうか。

信じられない。

平和を訴えたいのか、娯楽なのか、趣旨のわからない変な番組で、その後、aikoが歌っているのがものすごく軽く感じられた。

aikoは好きだけど、あれじゃaikoもかわいそうだ。もう途中で違う番組に変えたが、

うちのスタッフAちゃんも、『あれ、おかしかったですよね』と言っていた。

NHKがあれでいい、と思って番組を製作しているのかと思うと、先が思いやられるよ。

え~お菓子屋のブログとは思えない内容ですみません・・・

でも菓子屋である前に、人間なので、今回は終戦の日の前後に感じたことを書きました。

しばらく、このもやもやとした憤りは消えそうにありません。

私に出来るのは、こつこつお菓子を作ることだけなので、

世界中の材料(食べ物はすべて農作物や自然の生き物ですもんね)が、核や放射能に汚染されませんように。

消費社会のツケによる温暖化を少しでも食い止めることで、育ち、生き続けますように。

この世の中で、平和に菓子作りが出来ることを願うばかりです。

とにかく暑い毎日ですね!早く秋風が吹きますように。。。

バンビ~ノ!ドルチェ編

毎回楽しみにしてる水曜夜のドラマ“バンビ~ノ!”

今日は、松潤が、けがをしたデザート担当のほっしゃんのサポート(?手伝ってるというより、修業かな)をするという筋書きでした。

前回の予告で、生徒さんAさんから『来週ドルチェだから楽しみですね~』とメールが♪

今回も不自然な点が多かったですが(笑)、突っ込みどころがあって楽しかったです^^

だいたいなぜメレンゲを、あんなに必死で手で立てるんだろう。

機械のない昔じゃないのに、機械のほうが強くてきめ細かい泡が得られるのに、

違うところに労力使おうよ!

脇に、一度も使われたことのないような、立派なケンミックス(卓上ミキサー)が飾りのように置いてありました(^^;)

それに明らかにキメが悪くて捨てられてるんだろうけど、いくら卵白といえども捨てるなよ~

修業時代、先輩に『菓子屋はもの捨てたらアカンで』って言われましたよ。

それに、使えないメレンゲ何度も作ってるような人間、ただで雇ってるわけじゃないのに

よく置いとく余裕があるもんです。(うわっ毒舌!?)

何もせんとお金もらえるほど世の中甘くないって~( こわっ だからドラマですから~ ^^;)

あと、勝手に他の人の、しかも先輩のルセット(レシピ)を見るなんてあり得ない。

最初はたまたまだったけど・・・でもねぇ。。。

それに、あれだけ客席が広くて、たくさんの料理人がいて、デザートは一人って・・・全員はオーダーしないってことかな?

回んないです、絶対。だいたい作業台に並ぶ皿が少な過ぎる~

まぁ、ドラマですからね!^^ ティラミスおいしそうでした♪

ほっしゃんのルセットのノート。よりいい状態に、と何回も分量を変更してるのも、よくわかります。

松潤はやっぱりコックコート似合うし、アハ。

でも香取役の佐藤隆太、上手いなぁ~ホントああいう人、厨房にいますもん!

あと、佐々木蔵之介ですね。この二人がリアリティがある~

今はテイクアウトの菓子屋ですが、ホテルやレストランで皿盛りのデザートを作っていたことを懐かしく思い出しました。

今、待っているお客様に、今仕上げて出す!お皿をいっぱい並べて、次々と、ハイ!お願いします!

っていう忙しさが、あおられてしんどい時もあり、でもそのスピード感が楽しかったな~

今思えば・・・ですけどね(笑)

バンビ~ノ!

松潤の水曜夜のドラマ、バンビ~ノ ご覧になりましたか?

(この文字をクリックするとそのページが出る、っていうの初めてやってみました!出来た~!

どうやるのかわからなくて、他の方のページを見て憧れてたので嬉しい~~!^^)

イタリアンレストランが舞台で、松潤は修行中の料理人、というドラマなので楽しみにしていたのですが、

突っ込みどころは満載です~(面白がってるだけですょ!)

まず、大学生なのにレストランでのバイト経験があるってだけで、いくらシェフ同士が知り合いとは言え、

東京の一流レストランで、いきなりお客様に出すパスタを任されるところがおかしい~

小手調べ?はあったにせよ、その店の味じゃない料理を出すなんて、お客様に失礼です。

(私だってよそのお店に行ってすぐ使い物になるかどうか、、、自信ありません。そのお店のやり方・味・仕込みの量は全然違いますから・・・)

それに帽子かぶったり、かぶってなかったり、みんなバラバラ。

キャラを区別するため仕方ないのか?

コックコートの第1ボタンをきちっと留めてないのも変。こんなだらしない着方の人いませんよ。

オーダーはすべてウーノ(1つ)なのに、出される料理はすべてドゥーエ(2つ)だ。(細かい^^;)

それに絶対おかしいのは、ディナーで150組?150人?とか、かなりのキャパのお店なのに、皿を手洗いしてる!!しかも松潤一人で!

洗浄機がないなんてありえないっつーの!(笑)脇にあったみたいなのに・・・ラックもあるのに~

まぁ・・・ごちゃごちゃ言いましたが、ドラマですからね!突っ込むのが楽しいもんです!?

でも佐藤隆太の言葉はリアリティありました。。。(暴力はいけませんけど)

「血の滲むような、砂を噛むような経験もしてないくせに、料理出来るようなことを言うやつが一番嫌いなんだよ!」

だったかな? ひぇ~

私も泥水、塩水飲んで来たので、わかります。(お前は細木○子か!?^^;)

何度怒られて、何度悔し涙を飲んだことか。

ばっくれ(行方不明)は珍しいことではなく、とにかく続いたら儲け物です!

以前、長谷川京子がシェフ役のドラマ(あのレストランの名前もバンビーノだった)

の厨房や調理場面は、ホントおままごとで笑えましたけど(それはそれで楽しかった)、

今度のは忙しそうで、面白そう!

あおられてあおられて、すごい緊張感の中、松潤が焦ってパスタのお皿を落としてしまうシーン。

私も昔、経験あるからわかります・・・

血の気が引く感じ。。。すごく伝わってきた~!

仕事って冷や汗かいて、恥かいてナンボですよね。。。

とにかく松潤はコックコート似合ってかっこよかったし!内田有紀ちゃんがいいオンナ役なのも嬉しい。

これから毎週楽しみデス~♪ 

ドラマ好きの番外編でした!(スミマセン^^;)

フラガール!!!

Dscf0799 遅ればせながら、話題のロングラン映画、やっと観てきました~!!

9月の公開の時から観たかったんですが、なかなか時間が取れず、昨年末やっと。

もう観てる方も多いでしょうが、

昭和40年の福島県いわき市の、福島県人ならみんな知ってる、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)誕生のお話です。

地元の話だからってのもありましたが、

情熱大陸で、この映画を撮影中の蒼井優ちゃんが取材されてて、それがとても印象深かったので、観たかったんです。

すっごくよかった・・・!!

泣き過ぎて、終わる頃にはすっかり化粧が落ちていました(苦笑)

10箇所以上、泣ける場面があったように思います。

笑いもあるんですが、とにかく心うたれる場面が多く・・・

私の周りからあちこちで老若男女の鼻をすする音が聞こえました。

福島県民じゃなくても、東京の友達Mちゃんも、福岡の友達Yちゃんも絶賛してて、映画館内の一体感があったと言ってましたね。

あの時代。廃れゆく炭鉱。驚くほど貧しい中で、生きるため、新しい他の生き方を探すため。

必死でフラダンスを覚える少女たち。

ダンスを教える松雪さんの心の変化。炭鉱町の人たちの心の変化。

ダメだ、書いてるうちにまたジワッときちゃいます~~!ぅ。。。

今の私たちには、選択肢があり過ぎるのかな、と思います。

格差社会とはいえ、極端な貧しさは少なく、仕事だっていろいろある。

これしかない!という必死さもなく、嫌な仕事は辞めても、次何か探せばいい。

この映画の時代がよかった、という訳じゃないんですよ。

貧しさのあまり、あきらめなくてはならないことも多く、痛々しい場面も多い。

でもこれに希望があるなら、やるしかないべ!みたいな、一生懸命さ。

甘ったれてる余裕なんかない。生きてるのは真剣勝負!

そこが心にググッ、とくるんですよね・・・

必死だからみんなぶつかり合うし、はっきり言うんだけど、その分、理解し合えた時、成し遂げた時の感動は・・・。

フィクションじゃないんですよね、こんなドラマが現実にハワイアンセンターにあったなんて。

自由に職業を選べる時代に移り変わる、40年前のその時代に生きていた人たちの葛藤。

今と当時と、どっちが豊かなのかな。

私たちは、全然自由になってないような気がします。

情報や方法が増えた分、どんどん忙しくなって、迷いが増えてしまったような。う~ん。

蒼井優ちゃんはすごかった。情熱が。ひたむきで。

松雪さんも、苦悩が美しく、そして凛としてて、かっこよかった!

二人のプロさは、役柄のフラダンサーとしてのプロ意識とシンクロして、気迫に息を呑む程だ。

豊川悦司は・・・あんなかっこいい人田舎にいるかなぁ??顔黒くぬり過ぎ?とちょっと思ったカナ?

福島弁も満載!いわき市と福島市だからちょっと違うけど。。。

『踊っぺ!』(踊ろう←この活用形は私も使います!やっぺ!は、やろう。やめっぺ!はやめよう、ですよね^^;)

『なじょして』(どうして) 『かすかだってんでねぇ~』(生意気言ってんじゃない)

そして『でれすけ~』(これは・・・一言では言い難い!ニュアンスは映画を観ればわかると思います。ほろり;;)

友達も言ってたけど、女性陣の生き抜く強さが素晴らしかった!

まだ見てない方、興味が沸いた方。ゼヒ映画館に行ってみてくんちぇ♪(いわきってこう言うんだ~福島弁だと『くなんしょ』ですね!)

*フラガール*http://www.hula-girl.jp/index2.html

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