11月6日(日) 市民ディスカッションのお知らせ
◆福島このままでいいですか?私たちの大切な人生を考える市民ディスカッション◆
3月の原発事故以来、様々な選択を強いられることになった福島県民。
原発からの距離、放射線量、仕事や家族構成などの違いで、私たちは葛藤し、その判断の違いに悩むことになりました。
福島を離れた私に、福島のことを語る資格はないと言う方もいます。
でも福島県民同士が違う選択をする人を非難し、放射能の話を避けていて、福島の復興や再生ってあるのでしょうか。
たびたび帰る福島は、本当に安全なのか?本当は危険なのか?
帰るたびに安全安心ムードが増す福島の中で、
私の周りの人は、不安を感じていてもこの話題は口に出せないと言います。
福島県民以外の、問題意識のある人たちは目的が明確でひとつになりやすい。
“脱原発”だから。それはもちろん大切なこと。
でも、福島の答えはひとつじゃない。
みんな、あの日から状況が変わりました。
どこに向かっていいかもわからない。
状況が違っていても同じ理由で迷いや苦しみを抱えた私たちが集まって考えませんか。
自分たちの大切な人生を。大切な福島を。大切な家族や友達を、どう守るかを。
福島大学と関西学院大学の先生、そしてイラクなど戦地の取材を続けるジャーナリストの方が、一緒に考えてくださいます。
どうぞお気軽にご参加ください。
主催: 近藤香苗
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【日時】 11月6日(日)午後1時~3時半頃まで
【場所】 福島大学 http://www.fukushima-u.ac.jp/(HP) S-11教室( S講義棟 一階)
大学内にはたくさんの棟があります。
http://www.fukushima-u.ac.jp/guidance/campusmap/index.html ☆キャンパスマップ⑩
・お車の方は、S講義棟は駐車場から近いです。
駐車場から福大の入り口に入ると守衛室があるので、そこでお尋ねください。
・電車の方は、金谷川駅(福島駅から上り郡山方面行きで二つ目)から徒歩5分。
福大の入り口に案内板がありますので、そこでS講義棟をお探しください。
【参加費】 500円(会場代、資料代)
【対象者】
福島県民(現在避難したり、引っ越した方も含めます。)
県外の、福島を支援したいと思ってくださる方もどうぞ。
【ゲスト】
◆石田葉月
福島大学共生システム理工学部 准教授。
福島大学原発災害支援フォーラムメンバー。
著書に『持続型社会は近づいたか』。
◆沼田大輔
福島大学経済経営学類 准教授。
環境経済学・循環型社会の研究が専門。
◆朴 勝俊
関西学院大学総合政策学部 准教授。
03年、日本唯一の原発事故被害額試算を発表し、原子力発電のリスクの高さを指摘。
著書に『環境税制改革の「二重の配当」』など。
☆ 朴先生の新聞記事http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/06/08/post_7910.php
◆西谷文和
ジャーナリスト。大阪在住。イラクの子どもを救う会代表。2006年度「平和協同ジャーナリスト大賞」を受賞。 テレビ朝日「報道ステーション」、毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」などにも出演している。
【話題】
・震災後、何に悩んできたか。
・福島に住み続けることと自主避難、両方の経済的や心理的な迷いについて。
(避難については、強制避難区域外の問題を取り上げます。)
・福島に住む場合の要望。例:除染、食品の検査、内部被曝の検査、被曝量の計算方法など
・自主避難の情報や方法、避難後の心配について。
・福島県内と他の地域の報道の違い。
・東電、市町村・県・国に対しての考え。賠償・補償について。
・福島の本当の復興について。
プログラムの詳細は追って掲載しますが、
先生のお話を一方的に聞くだけではなく、市民のディスカッションがメインです。
ご参加の方は、近藤(tarte20012@yahoo.co.jp)まで、お名前とお住まいの市町村をお知らせください。
(匿名でもかまいません。その場合、居住地と性別だけでもご記載ください。)
10月31日(火)頃までいただけるとありがたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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