サダハルアオキのガレット・デ・ロワ♪
寒い日が続いてますね~ 最低気温は-5℃、なんてびっくりしちゃう。
車がなく(ペーパーなんです)自転車で買い物する私は、外出する時はしっかり防寒して、もこもこです。
さて、またまた昨年末のことですみません。
12月前半の体調があまりにもよくなかったので気持ちも塞ぎがちで、年末年始の予定をまったく入れてなかったんですが 、
知人に『何か予定を入れて、それを楽しみにがんばるっていうのもいいんじゃない?』と言われて、なるほど
ちょうどクリスマス明けに、昔通っていた東京のお菓子教室(ラ・シュエットの冬子先生)のイベントがあったので行って来ました~
また後で書きますが、確かにそれを励みに気持ちも上向いたと思います^^
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そして東京から帰る日の夜に、教室の一部の生徒さんの忘年会に呼んでいただいてまして、参加させていただきました♪
(今年は、教室主催の新年会が出来なくてすみませんでした・・・春か夏頃に出来たら、と思っています!)
せっかくお菓子好きのみなさんの忘年会ですから、東京の話題のお菓子を買っていこう♪
ちょうど前日のNHKのテレビ“チャレンジホビー”で、
有名パティシエ青木貞治さんとタレントの片岡鶴太郎さんが、ガレット・デ・ロワを作っていたのでそれにしました!
この番組はこの一ヶ月くらい、毎週いろんなお菓子の作り方が紹介されていて、教室のレッスンで話題に上っています。
ガレット・デ・ロワは、1月6日のエピファニー(公現祭というキリスト教の行事)にフランスで食べられるアーモンドのパイで、
中に入れたフェーブ(陶器の人形みたいなもの)が当たった人は、王冠をかぶって王様になれる、という楽しいお菓子です。
30年位前に買った、お菓子研究家今田美奈子さんの本にも載っていて憧れたし、
以前、日本の『クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ』の講習会にも行きましたよ~
イベント好きな日本人の中でなかなか広まらないのは、
やはりお正月の意味合いが日本では大きく、七草などの影に隠れてしまうからかもしれません。
ここ何年かは東京のお店で置いてるところも増えたようです。
サダハルアオキでは、12月26日から1月10日までの限定発売でした。
私が行ったのは28日だったので、ほんとにグッドタイミング!
新幹線に乗る前に、丸の内店で買いました。おみやげで、もう荷物がいっぱい(笑)
お店はスタイリッシュな雰囲気で、撮影していい箇所は、このサロンの一角だけでした。
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忘年会は、福島のイタリアン“ピコラ・ディ・フェリーチェ”。
オープンして2年目?くらいかな?一度行ってみたいお店だったので嬉しい。
前菜の満足度がすごく高かった~ 特にパテがとってもおいしかった!
ボリュームもたっぷりで、これと次のバーニャカウダでも十分なくらいなのに、パスタとお魚とお肉まで!
女8人で、にぎやかに華やかにおしゃべりも飲み物も進み、イケメンの店員さんを話のサカナにしたりして(笑)
ガレット・デ・ロワもそんな席にぴったりだったかな?
みなさん喜んでくださって、王様になった方にはラ・シュエットの焼き菓子をプレゼント☆
幹事のHさんが前日のテレビをご覧になっていて、『昨日テレビで見たお菓子がいただけるなんて~』 と言ってくださってよかった~^^
Hさん初めみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
さて、サダハルアオキのガレットの味ですが・・・パイ生地はわりと塩がきいていた。
そしてとても軽かった。私には軽すぎたなぁ。中のアーモンドクリーム(ダマンド)も軽かった。
私はもっと生地に歯ごたえがあって、しっとりしたダマンドのガレットの方が好きだ。
でもこれは好みもあるだろうから。
ケーキは、スペシャリテだというバンブーを選んだが、うーん・・・
甘いだけで抹茶の香りやほろ苦さがなく、以前テレビでエルメにも評価されていたケーキだったが、よさがわからない。
マカロンにいたっては、柔らかい部分がまったくなく、かっちかち。
水分が抜け気った硬ーい生地で、こういうものなのか?ショーケースに何日も入っていて乾燥してしまったのか?
クリームもすみれを選んだが、何の風味も香りもしない。
いいところがひとつもなかった。
お値段もよく、パリでも日本でも知名度の高いサダハルアオキだが、今までの生徒さんや菓子屋の友人の話を聞いてもあまりいい評判を聞かない。
NHKの鶴ちゃんとのやりとりなどを見ると、気さくでとってもいい感じなんだけど、、、
ショップの品質があまりよくないのは、いくら彼自身がすばらしいパティシエでも評価を下げてしまうだろうに、
この程度で売れ続けているというのは、ブランド力なのだろうか。
メディアに左右されない判断をすべきだと思う。ちょっと考えてしまいました。
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