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7月のお菓子教室は、ミントとショコラのムース♪

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7月が終わりだなんて!早い~

猛暑にやられているうちに、あっという間に過ぎていった感じですね。

ミントムースというと、いわゆるペパーミントグリーンの色を想像されると思うのですが、

ミントティー(ミントの葉を乾燥させただけのもの)で煮出したミルクをベースにするので、

薄いベージュの仕上がりです。

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ミント風味のお菓子にありがちな、歯磨き粉のような科学的な辛味?が苦手な方にも好評で、

ふわっと、スーッと。柔らかくミントが香ります。

『食べたことない味です~♪』と言ってくださる生徒さんが多く、うれしい限り^^

ところで、ミントチョコと言えば、私が思いだすのはサーティーワンのアイスクリーム☆

サーティーワンは高校生の時、よく食べてました!

キャラメルリボンとか・・・青春です(笑)  懐かしい~

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もう一品は、パイナップルゼリー・ジンジャー風味。

以前、テレビユー福島さんの『グーテン』 のお菓子コーナーでご紹介したメニューです。

テレビで一回お伝えしただけではもったいないおいしさだ♪と思っていたので、

3年ぶりくらいに教室でご紹介してみました~

パインとしょうがって合うんですよ!

以前、東京のお店でパインとしょうがのコンフィ(砂糖煮のようなもの)が入ったパウンドケーキを食べたことがあり、

それが新鮮でおいしかったので、冷たいお菓子で取り入れてみたのでした。

この2品が基礎コースと応用コースの共通メニューで、

応用には、先日聖母短大でご紹介した黒糖のパンナコッタをプラスして3品でした。

カップや盛り付けを変えてみたのですが、写真撮るの忘れた~

黒糖とバニラってやっぱり合うな~というお菓子だったのでした♪

明日からまた猛暑ですって・・・

ひゃ~ 8月の試作がんばります!

フレッシュプラムのパイ♪

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6月の応用コース2品目は、まだはしりだったプラムを焼き込んだパイ♪

大石プラムという品種の、皮が赤くて中は薄いクリーム色のプラムは、そんなにメジャーな果物ではないみたい。

福島では普通に取れますよ~ 

私はプラムが子どもの頃から大好き♪ 何とも言えずいいにおいがします^^

福島産は今が旬です。 この時はまだ和歌山産でした。

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さくさくのパイに、とろりとした果肉。

焼くと、酸味がギュッと凝縮して、そのすっぱさがまたおいしい。

お砂糖でマリネして、ジャムを隠し味にパイにぬって、とか甘味とのバランスも大切なんですが、焼き込むことで違ううまみが出ます。

こういうシンプルな作りのお菓子はごまかしがきかないし、温かみもあって、とても好き。

店をやっていた頃、旬の果物を焼き込んだタルトは欠かさず置いてました。

教室では、焼き立てにもちろん手作りのバニラアイスクリームを添えて・・・

生徒さんにも好評だったメニューでした!

6月の応用コースは、シュバルツヴェルダーキルシュトルテ♪

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一か月も遅れてしまいましたが、6月はさくらんぼの季節でした。

日本のさくらんぼは生で食べるのが一番おいしいですが、

アメリカンチェリーは、煮たり焼き込んだりするとうまみがぐっと濃くなっておいしいんです。

早口言葉みたいな名前のケーキですが、シュバルツヴァルトは、南ドイツの黒い森と呼ばれるところ。

キルシュはさくらんぼです。

さくらんぼとチョコと、キルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)を使ったケーキで、ドイツ菓子の代表的なもの。

フランスでは、この組み合わせのお菓子はフォレ・ノワール(黒い森)と言われます。

小学生の時に愛読していた、お菓子研究家の今田美奈子さんの本に載っていて、

そりゃあ憧れました。この長い名前にも(笑)

大人になって初めてドイツに行き、フランクフルトから南ドイツへ、

シュバルツヴァルトの森を電車で抜けるルートで旅したのですが、そりゃあ興奮しました。

車窓の外に流れていく森の木々の景色を、一人でかじりつくようにワクワクと眺めたものです!

『他のお客さんは誰も反応してない・・・』とか、『木が黒くない・・・』と思ったけど(笑)、

充分満足した電車の旅でした。

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上とアングルが変わらなくてすみません

断面はこんな感じ♪

濃厚そうに見えますが、食べると意外とあっさりしています。

ふわっとした生クリームとチョコクリームに、あまずっぱいチェリーのコンポート。

ココアスポンジはシナモン風味でアクセントを。チェリーとチョコとシナモンは最高に合うんです☆

苺ショートのドイツ版みたいな感じでしょうか?

あ~、 4分の1台くらい一人で食べれそうです! 食べてみたい~

桜の聖母短大でお菓子講習会♪

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3週間ぶりの更新になってしまいました。ご無沙汰しております!

時間的にも体力的にも、そして一番は気持ちにブログをアップする余裕がなく・・・(涙)

覗いてくださった方すみませんでした

今年から、地元のカトリックの聖母短大での『生涯学習センター』(キリスト教から語学、文学、健康、料理など幅広い学びの講座です)で、

“タルト・デリシューのお菓子を作る”という講座を持たせていただきました。

昨日、6・7月連続の講座が無事終了し、ホッとしているところです^^

今年3月の募集開始から、ありがたいことに12名定員のところに5倍以上のお申込みが!

短大の食物栄養科のT先生が、講習会場を生涯学習センターの調理室から、短大の授業の調理実習室に変更してくださり、

6月に40名、そして7月に急遽20名の講習会をさせていただく運びになりました。

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6月のメニューは、とろけるレアチーズタルト♪

形やトッピングを変えて、いろんな雰囲気で作ってみました。

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4人1テーブルで10テーブルという大所帯?にもかかわらず、

和気あいあいとした雰囲気で、どのテーブルも綺麗に仕上げてらっしゃいました!

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7月の講座のお菓子は、冷たいカップデザートでした。

ヨーグルトムースの上にマンゴーソースを流してパッションフルーツを散らしたお菓子と、

ふるふるの黒糖のパンナコッタの2種類です。

どちらにも合う、香ばしいココナツのガレットも実習しました。

短時間で、ちょっと欲張りメニューでしたが、みなさんやはり手際がよくて感心しました。

まぁちょこちょこハプニングはあったものの大勢の教室で、これだけ綺麗に出来ればもう上出来です!

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ただ、タルトを期待していらっしゃった生徒さんには申し訳なかったな・・・

7月の追加講習会は急遽決まったものだったので、“冷たいお菓子”としかお伝え出来なかったのです。

6・7月続けて参加してくださった生徒さんもいらっしゃったのと、暑い時期にタルトのメニューは難しいので、7月はタルト以外のお菓子にしたのですが、

やはりタルトにすればよかったのかも。

今回の生徒さんには店のお客様も多く、久しぶりに私のタルトを食べたい!と思ってくださっている方がまだまだ沢山いらっしゃるんだなぁ。。。

と、反省するとともに、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

6月で店を閉めてちょうど2年になりました。

2回忌、といいますか、いろいろ思うことがありまして、またそこにいろんな落ち込むことが立て続けにあり・・・(><)

前向きな気持ちになれなくて、なかなかブログが書けなかったのですが、

講習会を楽しみに来てくださったみなさんの目の輝き!に励まされました☆

久しぶりに店のお客様にお会い出来たのも嬉しくて。。。

われながら、とてもパワフルに楽しく講習をさせていただけたことに驚くほどでした。

いい機会を与えてくださった生涯学習センターのSさんとOさん、

準備段階から当日までお力になってくださった聖母短大のT先生、

実習を手伝ってくださった助手のKさんや聖母の生徒さん、みなさんのおかげです。

本当にありがとうございました!

10月にまた秋のお菓子作りの講座がありますので、興味のある方は直接センターにお電話でお問い合わせくださいね♪

◆桜の聖母生涯学習センター TEL:024-535-2531

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